※本記事にはプロモーションが含まれます。
京都駅に着いたけれど、宿のチェックインまで時間がある。チームラボまで来たけれど、そのあとをどうするか決めていない。帰りの新幹線までの時間まで、数時間あるけど、どこ行こう?
そんなときには、チームラボのある東九条エリアの散策がおすすめ。京都駅の八条東口から歩いて7分。有名な寺社のあるエリアとは違った体験、築100年の町家の喫茶店と、本屋と、国内最大級のデジタルアートが、すべて歩ける範囲に並んでいます。
7月の、いちばん日差しの強い日に歩いた記録です。
京都駅八条東口から、歩いて7分
まず、時間の話から。
| 京都駅八条東口から | 徒歩7分(市バスなら2つ目「河原町八条」) |
| 鴨葱喫茶でお昼 | 1時間ほど |
| 鴨葱書店 | 30分ほど |
| チームラボ バイオヴォルテックス | 1時間 〜 |
| 全部まわって | 3〜4時間 |
| チームラボだけなら | 往復こみで2時間弱 |
この日はバスに乗りました。バス停2駅分歩くには暑い日で、京都駅に着いたのは7月の昼過ぎ。八条東口のロッカーに荷物を預けて、市バスで2つ目の「河原町八条」で降ります。バス停からチームラボまでは1分。喫茶と書店も、歩いてすぐです。
真夏以外の涼しい季節なら、歩いてもいい距離です。公式の案内では、JR京都駅の八条東口から徒歩7分。京阪「七条駅」からなら徒歩11分とのこと。
鴨葱喫茶|築100年の町家で、鴨葱キーマカレー
バス停から、すぐ。「鴨葱喫茶(かもねぎきっさ)」です。

2026年5月にオープンしたばかりのお店です。築100年の町家をリノベーションした空間で、外から見ると町家の風情が少し残っていつつも、シンプルでモダンな作り。コーヒーは京都・五条のブルームコーヒーのものを使っています。
「鴨葱喫茶」という京都らしい店名にも、メニューにも、隣の「鴨葱書店」にも心を惹かれたので、初日のお昼はここと決めていました。

店内へと入ってみると、すでに8割の席が埋まっていて、そのほとんどが外国の方でした。開いて間もないのに、チームラボへ訪れた人が見つけてきたようでした。
この日頼んだのは、サラダボールと、鴨葱キーマカレーと、アイスアメリカーノ。

スライスポークののった満足感のあるサラダボールは、本来2人前以上の量、ご厚意で一人前にしていただきました。薄切りのお肉に新鮮な野菜が重なって、これだけでも贅沢な味です。

鴨葱キーマカレーは、名前のとおりたっぷりのネギと一緒に白胡麻がまぶされています。スパイシーで、味わいがあって、暑さで落ちていた食欲にガツンと効きます。
食後のアイスアメリカーノで、体の熱を鎮めます。

この3品で2,350円でした。
営業時間は、月曜から金曜が10時から20時、土日祝は8時から20時(ラストオーダー19時30分)。火曜が定休日です。土日祝は朝8時から開いているので、朝いちばんの京都にも使えます。
※営業時間は行く前に公式サイトで確かめてください。

鴨葱書店|短歌のおみくじと、旅先で買う一冊
席が埋まってきた頃に鴨葱喫茶をお暇して、すぐお隣の鴨葱書店へ。この書店へ来るのも、目的のひとつでした。
『鴨葱書店』とは、その素敵な書店のスピリットは、
どこかに出かけるとき、一緒に連れていきたくなるような。
なにかに挑戦するとき、そっと背中をおしてくれるような。
鴨葱書店は、心を丈夫に、そしてのびやかにしてくれる、そんな言葉に出会える場所でありたいと思っています。
京都駅から歩いて少し。鴨川からもほど近い、東九条の入り口に佇む小さな本屋で、「ハレ」と「ケ」の本たちとお待ちしております。鴨葱書店 HPより

古い民家のノスタルジックな店内。棚の本の並べ方が、とても魅力的です。一冊ずつが、ちゃんと目に入ってくる。何をどこに置くかで、本屋はこんなに変わるのだと思いました。
面白かったのが、おみくじです。くじで引いた数字をもとに、短歌が1首載ったステッカーをもらえる。本屋のおみくじが短歌というのが、いかにもこの街らしい仕掛けです。

この日買ったのは、茨木のり子の詩集でした。生誕100年を記念して出版された、谷川俊太郎さんが選んだ一冊です。装丁は、前回の京都旅でお邪魔したミナ ペルホネンの皆川明さんのもの。その旅では、茨木のり子さんの展示にも行っています。

この装丁は、生誕100年のフェアで、協力書店に並んでいるものだそう。旅先の本屋で、たまたまその期間に行き合わせたことになります。

点と点は、繋がるものですね。
本を買うと荷物が重くなるとわかっていて、それでも持って帰りたくなる本が、時々あります。お店のスタッフの女性となぜか野良猫の話で楽しく話をして、店を後にしました。
とっても素敵な書店です。またの再訪が楽しみです。




営業時間は11時から19時、月曜定休(祝日の場合は翌火曜)。喫茶より遅く開いて早く閉まるので、両方に行くなら11時から19時の間にぜひ!
〒601-8006 京都府京都市南区東九条東岩本町11-4
E : info@kamonegi-bookstore.com〈営業時間〉 11:00−19:00〈定休日〉 月曜定休(祝日の場合は翌火曜)

📖 茨木のり子 生誕100年の詩集(PR)
この日買った詩集は、こちらです。
※Amazonで買えるのは通常のカバーです。写真の花柄の装丁は、生誕100年フェアの期間に協力書店だけに並んだものです。こちらのカバーをご希望の方は、ぜひ書店へ足を運んでください。
チームラボ バイオヴォルテックス|「数時間」と言われるけれど
せっかくここまで来たならと、目と鼻の先のチームラボ バイオヴォルテックス京都へ。

2025年10月に開いた、国内最大級のデジタルアートの施設です。京都市が進めている「京都駅東南部エリアプロジェクト」の一環で、この一帯が変わっていく中心にあります。

巨大なデジタル空間で、数時間楽しめると言われていますが、私には1時間くらいで十分でした。

物足りなかったという意味ではなく、ひとつひとつの部屋は圧倒的で、光の中に立っているだけで、時間の感覚がなくなります。ただ、その感覚は1時間もあれば十分に味わえると思いました。

この日は、そのあとに宿のチェックインと、夜の宵々山が控えていました。1時間で切り上げられるとわかっていれば、半日の組み立てはずいぶん楽になります。


料金は日によって変わります
ここは変動価格制。公式サイトの表記は「3,400円〜」ですが、来場する日と時間帯で値段が動きます。
私が行った7月の平日の午後は、4,100円でした。「3,400円〜」とだけ見て出かけると、当日の金額に驚くかもしれません。
それと、ここは事前の日時指定予約制です。当日その場でも買えますが、現地購入は200円高くなります。行くと決めているなら、先に取っておくほうが安く済みます。
開館は9時から21時(最終入館19時30分)。夜まで開いているので、夕方から入るという手もあります。常設なので、会期を気にする必要はありません。
行く前に、これだけ確認して。
3つとも近いので、まとめて回れます。ただ、定休日がばらばら。
| 鴨葱喫茶 | 火曜定休 |
| 鴨葱書店 | 月曜定休(祝日の場合は翌火曜) |
| チームラボ | 不定休 |
| 3つとも回るなら | 水曜〜日曜 |
書店がいちばん短くて11時から19時なので、時間の基準はここに合わせると迷いません。
もうひとつ。3つとも屋内です。私が行ったのは7月のいちばん暑い時間帯でしたが、外を歩くのはバス停からの数分だけでした。猛暑の日と雨の日に強い半日です。京都の夏と冬は、これがありがたい。
荷物は京都駅のロッカーへ。八条口のロッカーの場所と、埋まっていたときの逃げ道は、こちらに書いています。
→ 京都駅に着いたら最初にすること5選|手ぶらで楽しむ荷物預け・コインロッカー活用法

東九条はいま、アートの街へ。
この数年で、東九条にはデジタルアートや小劇場、ギャラリーが次々にできて、現代アートの発信地になりつつあるそうです。
この日は休みだったり時間が合わなかったりで行けませんでしたが、次に来るときのために書いておきます。
◆THEATRE E9 KYOTO
2019年に元倉庫をリノベーションして生まれた、約90席の民間小劇場。演劇、ダンス、音楽と、このエリアを牽引してきた存在です

◆gallery GARAGE(ガラージュ)
扉がなく誰もが入りやすいセミオープンスタイルのコマーシャルギャラリー
レンタルギャラリーとして御幸町で25年積み重ねてきた同時代ギャラリーの
新しい実験として、企画展を中心に展開されていて、シャッターだけで扉がなく、通りがかりの人が誰でも覗き込めるギャラリー。街の風景に溶け込んでいます。

◆「スーパーブルー京都(2026年冬オープン予定)」|
アメリカ発の体験型アートセンターが開業予定。1階で大規模な没入型アート、2階に若手作家と伝統工芸のギャラリーが入る予定。ニューヨークを本拠地とする国際的なメガギャラリー「Pace Gallery(ペース・ギャラリー)」のCEOらと、ローレン・パウエル・ジョブズ率いる社会活動団体「エマーソン・コレクティブ」を創立パートナーとして立ち上がった、体験型アートに特化した新事業。体験型アートの概念を拡張するアーティストの実践の場として、世界的アーティストによる大規模な没入型作品が展示されるとのこと。
観光地の顔をしていないエリアが、静かに変わっていく途中がまた、楽しみです。
京都駅に戻る
京都駅に戻って、ロッカーから荷物をピックアップ。地下鉄で四条へ出て、5時に宿へチェックインしました。
八条東口から歩いて7分の場所で、お昼を食べて、本を買って、デジタルアートを1時間見て、それでもまだ夕方前でした。
京都駅で半日空いたときの、ひとつの答えだと思います。
| 場所 | 京都市南区・東九条エリア |
| 行き方 | JR京都駅 八条東口から徒歩7分/市バス「河原町八条」下車 徒歩1分/京阪「七条駅」から徒歩11分 |
| 鴨葱喫茶 | 月〜金 10:00-20:00/土日祝 8:00-20:00(L.O.19:30)・火曜定休 |
| 鴨葱書店 | 11:00-19:00・月曜定休(祝日の場合は翌火曜) |
| チームラボ バイオヴォルテックス京都 | 9:00-21:00(最終入館19:30)・常設・変動価格制 |
| 3つとも回れる曜日 | 水曜〜日曜(喫茶は火曜休、書店は月曜休) |
| 全部まわる目安 | 3〜4時間 |
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京都駅に着いた日の午後と、帰る日の午前。この2つの半日をどう使うかで、旅の密度は変わります。八条口から歩ける場所を知っていると、その時間が急に自由になります。
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