京都ひとり旅・アートをめぐる一日|ミナ ペルホネン・山本容子展・茨木のり子展と御金神社【5月の京都】

京都・中信美術館山本容子さんの版画展「物語をつつむ」展示会場 京都アート・美術館



※本記事にはプロモーションが含まれます。

 

 京都をひとり旅するなら、どんな2泊3日を過ごしますか? 京都好きのひとりだからこその楽しみが詰まった、個性的かつ贅沢なガイド。訪れたのは五月三十日。二泊三日の京都ひとり旅、その初日のことです。

 今回の旅は、前々から「行ってみたい」「気になっている」と思っていた場所を、この旅でぜんぶ訪ねてしまおう――そんな、タイトで欲ばりな旅です。

 初日にめぐった先を、夜になって振り返ってみると。立ち寄った先が、ふしぎと一本の糸でつながっていました。布の物語、本の装幀、そして詩のことば。気になっていた場所を追いかけていたら、いつのまにか「ことばと物語をめぐる一日」に。

気づけば、「ことばと物語をめぐる一日」になっていました。京都って、こういう日をふいに用意してくれることがあるんです。

京都駅・中央改札口・京都タワー
京都駅・階段・足元

まずは腹ごしらえ|アロウネノのお弁当

 京都駅に着いたのは、お昼すこし前。

 

アロウネノのだし巻き卵入りお弁当と春雨さら。窓越しのカウンター席で。



 
 旅のはじまりの一食目。この日えらんだのは、アロウネノALLOUNENO のお弁当でした。京都の無添加おだしの老舗 「うね乃」 のお惣菜ストア。『こころとおなかのエナジースタンド』がコンセプトのお店は、ガラス張りのお店にはシンプルで可愛らしいロゴと「おそうざい・おだし・おべんとうの文字」。シンプルで明るい店内のショーケースには、お惣菜やお弁当がずらりと並び、お出し、デザートまでも揃っていました。私がお目当ては、大きなだし巻き卵が入った「うね乃弁当」。出しの老舗のだし巻きを食べてみたかった。のぞいてみると、普通サイズのものと、ミニサイズもあったので、この日はミニサイズを選択。お惣菜からは春雨サラダをチョイス。店内のお寺の門の見えるカウンター席でいただく。

アロウネノのだし巻き卵入りお弁当。窓の外には本覚寺の山門が見える窓辺の席

 
 
 お弁当の半分のスペースを占めるだし巻き卵は出汁がジュワッとしていて、その脇にちく天が添えられていて、海苔の下には、佃煮や漬物が隠れていて、味を変化もよく、素材のひとつひとつが惜しいかっ――そんな、しみじみおいしいお弁当です。

おなかを満たして、チャージ完了。さあ、ここから初日のさんぽのはじまりです。

5月下旬はもうすっかり、夏の陽気。半袖のTシャツに日傘は欠かせません。



テキスタイルからの物語|ミナ ペルホネン京都


 最初に向かったのは、ミナ ペルホネン京都 

 だし巻き弁当のアロウネノから、高瀬川沿いの西木屋町通りへ。川沿いは涼しげで、暑さも少しやわらいで歩きやすい。橋の上から、高瀬川をしばらく眺めていると川上から、ダイサギ(大鷺)が水の中の獲物を探しながらこちらに歩いてくるので、にわかの観察タイムです。


高瀬川とダイサギ(大鷺)

  

 高瀬川から、河原町通りへ歩くと、ミナペルホネン京都店があるレトロな寿ビルデイングにたどり着く。

ミナ・ペルホネン 寿ビルディング外観

 
 寿ビルデイングは昭和初期に建てられたレトロモダンなビル。国の登録有形文化財 や京都市の歴史的風致形成建造物 に指定されていて、アール・デコ調の階段や木製手摺など、昭和初期の趣がとてもいい雰囲気が残って、とても落ち着きます。この建物を見るだけでも、京都観光の一つになりえる、一石三鳥くらいのスポットです。ミナペルホネンの店舗は、こんなレトロで素敵な場所にお店が入っていて、訪れるのが楽しみな場所の一つです。以前、長野県松本市のミナペルホネン松本店(minä perhonen Matsumoto)へ訪れたことがあり、とても素敵です。松本へお出かけの際にはぜひ。



 古い階段からフロアを上る道中、窓や天井の張りの飾り、木の扉、そこかしこにアール・デコ調の空間に包まれて、今回の目的の作品展が開催されている、minä perhonen Kyoto 5Fにあるギャラリースペース〈galleria nolla〉への素敵なアプローチとなっていました。

ミナペルホネン京都店・寿ビルディング内観


 〈ミナ ペルホネン〉デザイナー、皆川 明さんの京都で2度目の開催となる個展、『手と空』。⼿と空想、その間で⽣まれた作品達というイメージからつけられたそう。

その後期展の終了間際に滑り込みです。リトグラフ『FACE / MASK』シリーズを中心に、2025〜2026年に ldem PARISで制作した新作のリトグラフが並んでいる小さな展示室はとても素敵な空間でした。

〈ミナ ペルホネン 京都店〉5F・ギャラリースペース〈galleria nolla〉手と空展


「手と空」展。壁に一列に並ぶ皆川明さんのリトグラフ
「手と空」展。壁に一列に並ぶ皆川明さんのリトグラフ
「手と空」展。壁に一列に並ぶ皆川明さんのリトグラフ


 皆川さんのオリジナルのテキスタイルは一枚の布に、たくさんの物語が宿るんだなあと、いつも思います。模様のひとつひとつに名前があって、見ているだけで、肩の力がふっと抜けていく、そんなテキスタイルたち。リトグラフ作品も同様に素敵な作品ばかりで、暑い中駆けつけた甲斐がある展覧会でした。松本市美術館での「つぐ minä perhonen」展へ行ってきたばかりなので、尚更です。

ミナ・ペルホネン京都 寿ビルヂング内


※この日に出会った展示は会期を終えていますが、その世界観は、いつ触れても変わらずやさしいものです。『手と空』展2026年5月15日(金)〜 6月3日(水)会期終了

この後、5Fからフロア別のミナペルホネンものぞきながら、1Fへと階段を降りていきましたが、素敵な空間と品ばかりに溜息が漏れます。

1F minä perhonen Kyoto

3F minä perhonen galleria
 minä perhonen materiaali Kyoto
  minä perhonen neutraali Kyoto

4F minä perhonen piece, Kyoto
  minä perhonen cabbage Kyoto

5F minä perhonen galleria nolla




ゆっくりできれば、数時間は入れそうな空間が詰まった、レトロなビルデイング。
京都は古い神社仏閣とともにレトロな建物が残っている街です。ここも京都観光におすすめな場所の一つです。

 ここから、今宵の宿へチェックインに向かう。
ミナペルホネン京都から、高瀬川沿いに北へ向かう途中、気持ちのいい芝生の広場を見つけた。

立誠ガーデンヒューリック京都

立誠ガーデンヒューリック京都 芝生の広場



 高瀬川の東側に延びる木屋町通沿いに、複合施設「立誠(りっせい)ガーデンヒューリック京都」、2020年にオープン。元立誠小学校の建物を保全・活用した空間。


 最初に目に入ったのは緑の芝生、その上にでくつろぐ人たち。芝生の脇には、珈琲スタンド京都の小学校跡地で楽しむドーナツとコーヒーとビール「HIGUMA Doughnuts & Coffee Wrights KYOTO」、ドーナツも揃っていたりして、観光の合間にゆっくりできるいいスポットを見つけました。
 併設されている「立誠図書館」には3000冊の本。図書館の文字に思わず、ドアを開けて本棚を物色してみる。図書館の奥の入り口を入ると、くつろげるホール空間と「ザ・ゲートホテル京都」、その横入り口側には「BLUE BOTTLE COFFEE 木屋町店」も併設。この日は足早でしたが、また改めてゆっくりと訪れたい場所がまた増えました。
 こんなふうに発見があるので、事前に調べなくても歩く旅はとてもたのしいものです。


 ここからホテルのある寺町三条方面へ向かう途中、

暑さに負け、偶然見つけた六曜社地下店でひと休み。河原町三条下ル東側

 京都でも有名なこの珈琲店は今までも行きたいと思いつつ、1950年創業の老舗喫茶になかなか訪れるタイミングがなかったので初の訪問です。1Fの六曜社珈琲店は満席、地下への階段を案内され、ドアの手前で待っていると、入ってすぐのカウンター席を案内されました。

京都・河原町三条下ル六曜地下店 


京都・河原町三条下ル六曜地下店への階段


 いつもなら、深煎りの温かいコーヒーと注文するところ、この日はアイスコーヒー一択、そして、名物のドーナツをいただきました。京都の珈琲屋さんの日常の空間、地下のスペースの安心感みたいなものが心地よかったです。夜まで開く街中の名喫茶・六曜社、次回は京都の日常に触れるで楽しむ夜の河原町「六曜社」も体験してみたいと思います。

京都・河原町三条下ル六曜地下店 アイスコーヒーとドーナツ


京都河原町三条の喫茶店
六曜社珈琲店

1950年創業の老舗喫茶で楽しむ夜の河原町~六曜社~
六曜地下店
河原町三条下ル東側

プリンス スマート 京都三条御幸町通三条上ル


 今回は新しい宿にしてみました。外観は現代の町家をイメージしつつ、ホテル内はとてもスタイリッシュ。寺町専門店から、一本入ると静かな路地にあって、アクセスがとてもいい。寺町三条のスマート珈琲店へ徒歩5分もかからない。おすすめのエリア。無料朝食付き。ここを拠点に、歩く旅です。

🏨 京都の旅の宿はこちらから

静かながら、繁華街まですぐのところにあるホテルは、チェックイン後も、チェックイン前でも荷物を預けにいけて便利です。


詩のことばに会いに|blue book gallery(御所南)

 ホテルに荷物を置いて、身軽になったところで、次に訪ねたのは、御所南・竹屋町通にある小さなギャラリー、blue book gallery。本をテーマにした、心のこもった空間です。

blue book gallery/茨木のり子展 店舗外観

 

開かれていたのは、詩人・茨木のり子のことば展「自分の感受性くらい」

ー自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよー

この言葉に頬を叩かれるような感覚を味わったのをよく覚えています。

もう何年も前のこと。

 あの凛とした詩のことばが、空間いっぱいに息づいていて、思わず背すじが伸びます。
この詩は、自分の心が乾いてしまうことや、物事を誰かや環境のせいにしてしまう弱さに、まっすぐ向き合う言葉が綴られています。

「自分の感受性くらい、自分で守れ、ばかものよ」

という最後の一節、少し厳しく聞こえる言葉ですが、その奥には「自分の心は自分で育て、大切にしていこう」という温かい励ましがあるように感じます。

日々の忙しさの中で忘れそうになる大切なことを、そっと思い出させてくれる詩です。機会があれば、ぜひ全文を読んでみてください。

そしてこの展示、まだ間に合います。
当初は六月で終わる予定でしたが、七月二十六日(日)まで会期が延長
開いているのは土日祝、それと七月十五日・二十二日(水)の特別開廊のみ。
気になる方は、ぜひ。


本をテーマにした小さなギャラリー
“bluebookgallery”

京都 御所南
京都市中京区竹屋町通御幸町西入ル

未来へつなげたい無形の価値や、
言葉の背景にこもる思いを丁寧に掬い上げる場所

物語をつつむ版画|中信美術館「山本容子展」

 

中信美術館 外観


 御所南から、中信美術館へ歩くには結構な距離。とはいえ、ちょうどいいバス等がなくて、明日にしようか迷いつつ、でも気になる何かがあったので、京都御苑を横切りながら美術館へと向かいました。

 この美術館、知る人ぞ知る美術館。京都中央信用金庫さんが開いている美術館というのもですが、入館無料なんです。こういう静かで上質な場所が、さらりとある京都という町を改めて好きになる瞬間でもあります。

京都 中信美術館 外観

 この日に開かれていたのが、山本容子さんの版画展「物語をつつむ」。本の装幀や挿絵で出会ってきた、あの色づかいの銅版画です。デビューのころから最新作まで、ひとつの部屋でたどれる、ぜいたくな展示でした。

そして―これは、ほんとうに思いがけないことでした。

会場に、山本容子さんご本人がいらっしゃったんです。

暑さの中、やっと辿りついた美術館へと入り、靴を脱ぎ入る支度をして顔をあげると目の前に立ってらっしゃって、知人の方へ作品の説明をしてらっしゃいました。一瞬目があったので、「こんにちわ」と一言だけ、挨拶ができました。その後につづくように展示を見ていくと、見覚えのあるアナウンサーの方もご一緒でした。作品とともにご本人がいらっしゃるなんて、特別な時間でした。展示には山本さんが手がけた本の装丁も多数あって、吉本ばななさん著の「TSUGUMI」の装丁は懐かしく、今も美しいなと思いました。この日いちばんの「会えてよかった」になりました。

そして、小さな出会いもありました。私よりきっと何十倍も山本容子さんの大ファンという女性と居合わせました。その女性は、思い切って、大ファンということをご本人に言葉にして伝えていました。その後も、興奮冷めやらず、うれし泣きしていて、思わず声をかけて話したくらい、絵を描くきっかけが山本さんの作品だったとのこと、今も絵を描いている方。そんな、純粋な好きに接することができて、素敵な時間でした。

何かに気になってる時は、そこへ行ってみる、やってみることがいいのかもしれません。そこにいい出会いの瞬間があるのかもしれないなと思いました。あの瞬間、気になることをそのままに、行かなかったら、この瞬間には出会えなかったということです。


中信美術館
京都市上京区下立売通油小路東入
TEL.075-417-2323
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時45分まで)
休館日:月曜日、展示替期間

三度目の堀川商店街

京都西陣・堀川商店街の看板、ほり川まつりの日

 
 中信美術館のあとは、近くだったのでいつも気になっている堀川商店街へ。ここに来るのは三度目くらい。京都西陣そば、街の喧騒から 一歩外れた堀川は京都の人々の「生活」が息づいている商店街。老舗のお店から新しいお店まで、とても距離の近い商店街です。雑貨屋さんやドーナッツのお店、そして、商店街の外れには大垣書店が入っている「堀川新文化ビルヂング」、「アートと交流」をテーマの施設には文化を創って、発信していく仕掛けがたくさん。――近くまで来ると、つい吸い込まれるように寄ってしまう場所です。

 大垣書店の二階のギャラリースペースでは、いつも何かしら展示やイベントをやっています。この日は、マスキングテープを集めて販売するイベント。天井からマステを垂らしたインスタレーションがまた素敵で、見上げてしばらくうっとりしてしまいました。

 

 この日はたまたまお祭り。商店街はにぎやかで、いい匂いがあちこちから漂ってきて。つられて、久しぶりの焼き鳥を立ち食い。こういう寄り道が、ひとり旅のいちばんのごちそうかもしれません。

京都・堀川商店街・ほり川まつりで焼き鳥

帰り道に、金運を|御金神社

その帰り道、御金神社(みかねじんじゃ)へ。

 京都 御金神社は、二条城や御所に程近い、金属と鉱物の守り神である「金山毘古命(かなやまひこのみこと)」を、お祀りしている小さなお社。京都でも指折りの金運パワースポットを入れています。ここも、近くまで来るとつい寄ってしまう場所のひとつです。社務所は空いてない時間帯の方が、ゆっくりとお参りできます。きらきらの鳥居の下で手を合わせると、なんだか金運が上がる気がします。

御金神社・鳥居


御金神社(みかねじんじゃ)
京都市中京区西洞院通御池上ル
社務所:10:00~16:00
お参りはいつでも可能

 御金神社から二条城へは、歩いてもすぐの距離。二条城では以前、アンゼルム・キーファーの現代アート展を観ています。お城と現代アートの、意外な取り合わせの話はこちらに。
👉 旅の始まりは二条城から。アンゼルム・キーファー展と春の気配|春の京都旅 ①

一日の締めくくり|Agriで晩酌

京都市役所前・烏丸御池のレストラン【Agri】イタリアン・フレンチ・肉料理 外観

 

 今回の京都旅、初日の夜は、新しく見つけたお店、Agriへ。

 素材にこだわる店主がひとりで切り盛りする、カウンターのみの小さなお店。
まずは、ビールと、となりに居合わせた女性からのおすすめ、泉州水茄子をいただく。生でいただく茄子はさわやかな味わいで初めての味。続いて、鱧のフリット。ふわふわの鱧とオクラのフリットに、骨せんべい。そして、イチボ肉と野菜のソテーと赤ワインに自家製フォッカチャ、となりの女性と外国人と日本人のご夫婦と、いつのまにか会話がはずんで。おいしいものを前に見知らぬ人との一期一会の夜。

おいしく、楽しい、一日の最後にぴったりの、あたたかいひとときでした。



そして、ホテルまでは15分ほど、気持ちのいい静かな夜道を歩いて。

京都・麩屋町通り 白山神社
京都・麩屋町通 柊家旅館外壁


プリンス スマートイン京都三条 内観










おわりに

 そしてこの旅の二日目・三日目は、いよいよ山へ。翌日からの鞍馬寺と貴船神社をめぐる記事はこちら。よかったら、そちらものぞいてみてください。
午後から登る鞍馬寺|五月満月祭と、金剛床で満ちた満月のエネルギー【5月末日の京都】
青もみじの貴船神社さんぽ|水占みくじと、川床カフェの一服【6月の京都】

鴨川沿いをのんびり歩いた帰り道のお話は、また別の日に。

ずっと気になっていた場所を、ひとつずつ訪ねた初日。ふたを開けてみれば「ことばと物語をめぐる一日」でした。布、版画、詩、本、商店街、そして人との会話。憧れの場所も、いつもの寄り道も、ぜんぶがやわらかくつながった、忘れられない一日になりました。

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京ものがたり|鴨川理容院

ことばをめぐる一日の、最後にもうひとつ。茨木のり子展を観たblue book galleryと同じ御所南の一角に、三代つづく小さな理容院の物語があります。無口な青年が、京都の人たちの飾らないことばに、少しずつほどかれていくお話。実在のお店ではありませんが、京都の空気はそのままに。

京ものがたり|鴨川理容院 第1話 桜の花びらと門掃き
━━━━━━━━━━━📖 オリジナル小説連載━━━━━━━━━━━  京都・御所南。理容院を営む祖父のもとへ、ある春、東京から孫がやって来た。美容師であり、何かに迷う青年。さざなみと書いて、漣(れん)。祖父の名は、トウゴロー。京の所作と人に…

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